パラダイス・レコード

　今年もベンチャーズのＣＤが１０Ｗ　を再発するようだ。昨年の１０Ｗの再発による売り上げも良かったのだろう。
昨年のＣＤ１０Ｗのすべての監修を依頼されたのだが、最初はかなり無茶なＣＤ化になりそうだった。何せレーベルの完全オリジナルの復刻をしたいのでということを制作途中から話が始まり、あまりにも醜い内容で進めていたので、途中何度も電話でやり取りをしながら訂正をしながら進めたが、結局わかりずらいので、全アルバムの情報を提供してしまった。その時のライナーを担当した方々や制作会社の担当者ですら商品の仕様や内容に精通していないとのことだったので、手伝った。その際にももっと早く頼んでいればよかったとの弁。で、ギャラよりも良いものを後世に残したいとの話でまとまったので進めたのだった。出来上がりのチェックはしていなかったがサンプルが届いたときにちょっとがっくりした部分と、めちゃめちゃうれしかった部分があった。購入された方々にはそれが判っているかもしれないのであえて言わないことにする。愛情が一杯こもったライナーに楽しんだ方々も多いと思う。
　さて今年のはいつ出るかどんなのが出るかは内緒だけど、果たしてこの永山のライナーを楽しんで読んでいただけるのかはまたまた疑問だし恐怖スラ覚える・・・・かな？？？以前から文章を書くのが苦手だし、文才もないし・・・・あるのは愛するヴェンチャーズへの今も消えない熱い愛情だけだ。・・・・うーーーーん、まぁこれで行くしかないや・・・。今日から１－２日以内の返事だ。何枚選ぶかが問題だ。でも楽しい時間わくわくする時間が久しぶりに来た。待っててね・・・・下手な文章を・・・。

　
　６５年のライブの時のカッコいい写真を使ったドイツのジャケット。でもこのアルバムの音源はスタジオでの録音だったのだ。


ジェリー・マギーの初参加のスタジオ録音のアルバム。私のお気に入りのベスト３に入るアルバム。


音楽へのあくなき追求とギターを持たせてくれた超傑作アルバム。故大滝氏も愛徴していたのでも有名。

そして英文ライナーを知りたいために必死で訳した中学時代の想い出と、ファズとクリーン・トーンを使い分けた選曲と絶妙なサウンドをブレンドした名曲の数々そしてロック史に残る名盤。レオン・ラッセルのアレンジや、キーボードでの参加も有名。

　このブログを読んでいる方がほとんどレコードのコレクションをしていることだろうと思う。もちろん自分も今でも探している物があるので現役でもある。結構悩みがあるのも多分同じだろうが、グレードアップをするのか？あるいはプロモを追加するのかである。グレードアップはあまり気にしないようにしているのだが（自分ではノイズは全然気にならないので）よほどきれいなものが見つかった場合のみだ。しかし事プロモとなると話は別だ。一番初めにプレスされたと思われるのがプロモだろう。このため本盤とは異なるタイトルだったり、ミックスが異なったりする場合も多い。またＣＤのプロモに関してもサンプル盤はアナログ的ミックスにしたりするのだ。ありえないかもしれないが存在するらしい。アナログ盤も再発でのサンプル盤でも違う場合もあるみたいだ。音圧やバランス、マトリックス番号などもチェックの対象だ。昔はビートルズのファンからこのサンプル盤の話を聞いたときは、あまり感じなかったが、いざ自分が販売する立場になってここ最近はレーベルやマトリックス番号もチェックの対象にしてきだしたらそのサンプル盤の魅力にはまってしまった。さらにプロモ・オンリーなどはコレクションの中心になっている。哀しきかなコレクターの宿命だろうな・・・。・・・・今日もレコードとＣＤのチェックが始まる。　待っててね、いいもの沢山仕入れているから順々に整理して出して行くよ。