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最近思い出す本当はすごかった父親
2010年12月26日

 多くの男性諸君は意外と父親を嫌いますね。「同姓として」「憎き敵として」小さいころから対立していたことは無いですか?かくゆう私もそうであった。ちいさいときからいたずら好きだった自分はいつも怒られていた(注:このことを後年自分が子供を育てている頃の親父への質問?で返ってきた言葉は、毎日いたずらしていたみたいな自分に本当に怒らないといけないときだけチョット怒って注意のつもりだったとのこと。今なら理解できるけど当時の子供だった自分には恨みしか残っていなかった。)のを思い出す。しかし小学生のとき店をやっていた父が、たぶん買ってきたばかりのギターを抱えて来店した女子高校生のギターを借りてひょいとばかりにチューニングをして「影を慕いて」を弾いたではありませんか。うまいかどうかは覚えていなかったが、たぶん父はこのときだけ私の目の前で弾いてくれたのでしょうか?この後は一度も無いように思える。結構古いクラシックギターがあるのは知っていたし、スチールギターもあるのは知っていた。それのアンプもね。でも・・・・・弾いてもらえなかったのは何故だったのでしょうか?
 そのうち、GSのブームがやってきて、テンプターズがスキだったので、その曲を弾きたくて、親父のギターを持ち出して、弾くようになった。これが自分の音楽バカの始まりだった。
 
 続きは、そのうち・・・・・・

写真は、親父の持っていた宝物のスチール・ギター。戦前のでしょうか?はっきりはわかりませんが、戦争中にはバンドを組んで活動をしていたみたいである。このときの写真を見たことがある。そして今再度バンドをやりだしたうちのドラマーも知人の親に最近この話題がでたらしいので、間違いはなさそうだ。
 それにしても、戦争に借り出されることもなく、音楽をやっていたのだから。非国民だったのではないでしょうか?